救歯臨床でとても大切なステップが咬合調整です
私が日々行っている救歯臨床において、とても大切なステップがこの【咬合調整】です。末期的に見える歯を単に残すだけでなく、見た目にきれいに且つ患者さんがキチンと噛めるようにすることが必要だからです。
治療中の仮歯の時点から理想的なかみ合わせを模索し、患者さんともじっくり相談しながら詰めてまいります。
そして修復物装着時の調整のみならず、治療後定期的にお越しになられる検診時においても必ず私自身でチェックさせて頂き、必要に応じて調整いたします。
ここでもメンテナンスを担当する歯科衛生士の役割が重要です。お示ししております写真で診て取れますように、ほんのちょっとした歯肉の変化も見逃しません。
普段から大きく視野を拡大し、審美的な状態を撮影、記録するトレーニングを行っていることが、このようなケースで活かされてくるのです。
先日、私の師である内藤正裕先生とZoomにてこの辺りをディスカッションさせていただきました。
内藤先生は東京は広尾、私は大阪梅田のオフィスにて遠隔のテレビミーティングです。
その模様をある目的のために録画しております。
それは、2021年10月29日(金)から4回にわたり、内藤正裕先生によるライブセミナー『くれなゐ塾 熱血講座「咬合調整と向き合う」』が、WHITE CROSS Live にて開催されます。
詳細はこちらからご覧になれます。
https://www.whitecross.co.jp/articles/view/2082
※この記事は主として医療従事者向けのインフォメーションとなります。
※これらすべての臨床写真はこのような保存治療の普及のため、患者さんに掲出の同意を得ております。