前歯部審美修復における大切なこと
前歯一本だけを審美修復する難しさ、これは今後もずっと対峙していくハードルだと思っています。
できるだけ患者さんの歯を傷めないように、そして修復後の歯周組織が美しく健康的な状態を保つことができるよう最善を尽くして参ります。歯の削り方ひとつ、仮歯の調整の仕方ひとつ、型採りの方法ひとつと、細かなステップのどれをとっても大事なポイントがぎっしりです。
最後は修復物そのものの色目や質感を、他の歯と馴染むようラボにて作製していただきます。ここで信頼できる技工士さんと双方で資料のやり取り、補綴装置のデザイン設計など濃厚なディスカッションを何度も経て、まずは私ども歯科医療従事者が満足できるレベルの【シゴト】を行います。
ここがとても大切です。
お互い一歩も引かずに突き詰めていきます。
前歯部審美修復における肝となります。
いつも素晴らしいWORKを提供していただける歯科技工士の伊藤竜馬さんに心より御礼申し上げます!
まだまだこれからの症例ですが、またこの場で皆さんに良好な経過をお示しさせていただけますよう、努めてまいります。
この様な治療の勘所を、私主催の救歯臨床コーチングセッションにてご紹介させていただいております。
ご興味お有りの方は、こちらからどうぞ。
歯科医師のみならず歯科技工士さん、歯科衛生士さん他、歯科に関わるお仕事の方でしたら、どなたでもお気軽に。
セッションの登録、ご参加はすべて無料です。
https://www.facebook.com/groups/320753585691844/
※この記事は主として医療従事者向けのインフォメーションとなります。
※これらすべての臨床写真はこのような保存治療の普及のため、患者さんに掲出の同意を得ております。