人工の骨補填材や化学合成した再生材料は用いていません
ずっとご紹介し続けておりますこの重度の歯根破折症例、無事治療後8年と3か月が経過いたしました。(2022年7月時点)
人工の骨補填材や化学合成した再生材料は用いていません。
ただ患者さんのもともと持つ自然治癒力を最大限引き出すお手伝いをさせていただきました。
当時は残すだけでも大変!と見えていたところを、単に残すだけでなく、見た目に自然でお食事もしやすくなったと大変喜んでいただきました。
審美的にも機能的にもなんとか良好な状態を維持していただいておりますが、すべて連結冠でなく、単独修復にて治療を終えております故、ここからが本当の正念場と思っております。
まだまだこれからの症例ですが、またこの場で皆さんに良好な経過をお示しさせていただけますよう努めてまいります。
※この記事は主として医療従事者向けのインフォメーションとなります。
※これらすべての臨床写真はこのような保存治療の普及のため、患者さんに掲出の同意を得ております。