歯を支える重要な歯槽骨をなんとか復活させたい!
【ムシ歯や歯周病で失われてしまった組織、とくに歯を支える重要な歯槽骨をなんとか復活させたい!】
この時間を巻き戻すような困難なミッションに日々頭を悩ませながら取り組んでいます。
正直うまくいく時とダメな時があります。
当然、患者さんにはその高いリスクをお伝えし、ご了承の上で治療を始めるわけですが、祈るような気持ちで経過を追いかけていることがほとんどです。
どういうときにうまくいくのか?
逆にダメな時の原因はどこにあるのか?
その検証がとても大切であり、前へ推し進む原動力となります。
私の師匠でありメンターの内藤先生のお言葉、
『手札は多いにこしたことはないね!』
その手札をどのように有効に使うかを検証の積み重ねから得ていくわけです。
奇跡的に大きく失われた歯槽骨が復活したこのケースも、たまたまうまくいったではなく、しっかり経過を追いかけながら検証して参りたいと思います。
※この記事は主として医療従事者向けのインフォメーションとなります。
※これらすべての臨床写真はこのような保存治療の普及のため、患者さんに掲出の同意を得ております。