世界の非常識?

皆さんは、アクセサリーでシルバーのものをお持ちになったことありますか?
シルバーは最初は綺麗でもだんだん年月が経つにつれて錆びてきます。
空気中でも酸化されるのにお口の中ではさらに悪条件です。食事の内容によっては瞬時にPHが下がり、金属イオン溶出をきたします。硬くて加工もしづらいため、歯との間に段差が生じやすいことも原因の一つです。





日本では当たり前の保険診療における銀歯、実は先進国ではとても不思議がられる『非常識』の一つなんです。
現時点では歯周組織は安定し、硬いものでも安心して食べられるようになったと大変喜んでいただいております。(治療後13年経過 ※2022年9月時点)
まだまだこれからの症例ですが、またこの場で皆さんに良好な経過をお示しさせていただけますよう、努めてまいります。
※この記事は主として医療従事者向けのインフォメーションとなります。
※これらすべての臨床写真はこのような保存治療の普及のため、患者さんに掲出の同意を得ております。