コーヌス義歯ってご存知ですか?

皆さん、コーヌス義歯ってご存知ですか?
コーヌス(Konus)というのはドイツ語で円錐という意味です。コーヌス義歯とは、円錐形をしたコーヌス内冠を支台歯に装着し、それに義歯の外冠を茶筒のように合わせる手法を採り入れたものです。
以下、治療の流れに沿ってご紹介させていただきます。





1980年代に日本でも急速に拡がりましたが、その後インプラントの普及により、製作工程が煩雑で、難易度の高いコーヌス義歯の症例は減少していきました。
今インプラント一辺倒だった時代の反省から、天然歯保存の重要性を説くセミナーや、自家歯牙移植、根管治療のコースが人気です。またRPD;患者可撤式義歯も、今の新しい材料や技法を採り入れ、メタルフリーによる審美と機能の両立が図られるようになってきました。
私どもがこのノンメタルジルコニアコーヌス義歯を採用して、早もう13年以上(2023年1月時点)が経過いたします。
今年はいよいよこの術者にとって製作が簡単で、幅広い適応症をもつ私共の手法を、セッションを通じ多くの皆さんにご供覧いただきたく準備を進めております。
ご興味のある方は、是非!!
院長の母とコーヌス義歯の物語はこちら
https://www.facebook.com/hiroshi.sakita/posts/1845835675487677
救歯臨床コーチングセッションにご興味お有りの方は、こちらからどうぞ。
歯科医師のみならず歯科技工士さん、歯科衛生士さん他、歯科に関わるお仕事の方でしたら、どなたでもお気軽に!
セッションの登録、ご参加はすべて無料です。
https://www.facebook.com/groups/320753585691844
※この記事は主として医療従事者向けのインフォメーションとなります。
※これらすべての臨床写真はこのような保存治療の普及のため、患者さんに掲出の同意を得ております。