矯正治療にマイクロスコープを用いるメリットはあるのか?

矯正治療にマイクロスコープ(手術用顕微鏡)を用いるメリットはあるのか?
あります!
以下、治療の流れに沿ってご紹介させていただきます。


〇引き上げたい歯根だけ(この写真では左側の近心根)正確に2ミリの挙上量を設定し、壊れないストッパーを付与します。
〇青いレジンでコーティングすることにより、どこまで引き上げるべきかが判別しやすくなり、またこれ以上歯質を削らずに済みます。
〇強い牽引力が期待できるニッケルチタンのコイルにより、向かって右側の遠心部分を支点とし、歯根のアップライトを可能にします。
〇歯肉に埋まった部分や、歯根が近接している部分など、患者さんがプラークコントロールできているかどうかを検証できます。
〇隣在歯の咬合接触点の変化、歯牙そのものの動揺度の変化などをダイレクトに診ることができます。
まだまだあります。
まだまだです。
この辺りの勘所を、救歯臨床コーチングセッションにてご紹介させていただいております。
ご興味お有りの方は、こちらからどうぞ!
歯科医師のみならず歯科技工士さん、歯科衛生士さん他、歯科に関わるお仕事の方でしたら、どなたでもお気軽に!
セッションの登録、ご参加はすべて無料です。
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※この記事は主として医療従事者向けのインフォメーションとなります。
※これらすべての臨床写真はこのような保存治療の普及のため、患者さんに掲出の同意を得ております。