歯科医師自身の歯の治療
私どものクリニックへ治療をご希望される患者さんの半数は歯科医師や歯科衛生士など歯科医療従事者の方々です。
その方々からのご紹介を含めると実に8割近くを占めます。
最近お越しになられた歯科医師の男性患者さんがこうおっしゃいました。
『先生、恥ずかしながら多忙を理由に自分の治療を怠っていました。今までなんとか持たせてきましたが、自分ではもう抜かないといけないと思ってますし、もし自分のような患者さんが自院へ来られたらやはり抜歯を勧めます。
でも、いざ自分のことになると、やはり抜きたくないんです。できるだけ残したいんです。本当にお恥ずかしい限りですみません。』
以下はその患者さんの画像です。
ご自身の治療を後回しにしてしまわれたとのこと、お気持ちとてもよく分かります。
私の友人である歯科医師たちも、同じような悩みを抱えています。
歯科医師の先生方から信頼してご来院いただき、治療にあたることは、私たちにとっても大きな意味があります。それは、先生方のお仕事を通し、私どもの医院を離れたところでより多くの患者さんやスタッフの方々へ貢献させていただくことに繋がるからです。
責任感とやりがいを感じながら、日々診療にあたっています。
Rotative Extrusion Technique®
※この記事は主として医療従事者向けのインフォメーションとなります。
※これらすべての臨床写真はこのような保存治療の普及のため、患者さんに掲出の同意を得ております。